真夜中の海辺。ベテラン釣り師のカイトと、釣りに目覚めたばかりのユウトが、ナイトショアジギングに挑戦しています。
ユウト:「カイト先輩、マジで真っ暗な海にルアー投げても魚釣れるんすか?」
カイト:「おう、釣れるって。これがナイトショアジギングの醍醐味なんだよ。夜の海は全然違う顔見せるんだ。」
ユウト:「へー。でも、どこで釣ればいいか分かんないっす...」
カイト:「そこが腕の見せどころ。ポイント選びが超重要なんだ。例えばさ...」
ポイント選びのコツ
カイト:「まず、岬の先端を狙ってみるといいぜ。ここ、潮がぶつかり合うとこでさ、魚のレストラン街みたいなもんなんだ。」
ユウト:「マジっすか!でも、ちょい怖くない?」
カイト:「そりゃ気をつけないとだけど、ここ攻めりゃ大物に会えるチャンス高いんだ。風向き確認して、風上から投げ込むのがコツね。」
ユウト:「なるほど〜。他にはどこがいいっすか?」
カイト:「港の外側もいいぞ。昼間は人だらけでうんざりしてた魚も、夜になりゃ活発になんだよ。特に防波堤の角がおすすめ。」
ユウト:「へー。港なら安心かも。」
カイト:「まあな。でも油断禁物だぜ。あと、河口付近も狙い目。淡水と海水が混じるとこだから、色んな魚が集まってくんだ。」
ユウト:「魚のパリピ会場みたいっすね(笑)」
カイト:「ワロタ(笑)。あと意外と侮れないのが砂浜の切れ込み。一見フラットに見えても、水中は複雑な地形になってんだよ。」
ユウト:「へー。奥深いっすね、この釣り。」
必要な装備
ユウト:「てか、どんな道具必要っすか?」
カイト:「まず、ロッドは7〜9フィートのショアジギング用。リールは3000〜4000番クラスってとこかな。」
ユウト:「はい、メモメモ...。ラインは?」
カイト:「PE1〜2号がいいね。夜光るタイプだと便利。あと、メタルジグは20〜60gくらいのを何種類か用意しとくといいぜ。」
ユウト:「けっこう重いっすね。」
カイト:「そうそう。でも軽いのから始めるんだぞ。重いの使うと、海にプレゼントすることになりかねんから(笑)」
ユウト:「ガクブル...了解っす。他には?」
カイト:「ヘッドライトは必須。それと、絶対忘れちゃいけないのがライフジャケット。」
ユウト:「安全第一っすね。」
カイト:「そう。釣りは命あっての物種だからな。」
釣り方のテクニック
ユウト:「で、どうやって釣るんすか?」
カイト:「基本は4つ。まず『スローリトリーブ』。とにかくゆっくり巻くんだ。」
ユウト:「ゆっくりっすね。」
カイト:「次に『フォールの制御』。ジグ落とすときの速度をコントロール。」
ユウト:「難しそう...」
カイト:「慣れだって。それから『ボトムバウンド』。海底でジグを跳ねさせる感じ。」
ユウト:「底に当てても大丈夫なんすか?」
カイト:「メタルジグなら平気さ。最後に『ハイスピードジャーク』。これは素早くロッド動かしてジグ操る技。」
ユウト:「へー、奥深いっすね。」
カイト:「コツつかめば面白いぞ。魚の気分で考えるんだ。」
注意点
カイト:「あと、気をつけなきゃいけないことがある。」
ユウト:「どんなことっすか?」
カイト:「まず、潮の満ち引きチェック。帰れなくなっても知らんぞ(笑)」
ユウト:「えっ、マジっすか?」
カイト:「冗談じゃないぞ。あと、靴は滑りにくいの履け。転んだら大変。」
ユウト:「了解っす。気をつけます。」
カイト:「携帯は防水ケースに入れとけよ。『水没しました』は釣り人あるあるだからな(笑)」
ユウト:「なるほど(笑)。他には?」
カイト:「天気予報も重要。『ちょい雨かな』が大変なことになるかも。」
ユウト:「分かりました。安全第一で楽しみます!」
カイト:「そうだな。じゃ、そろそろ実践だ。ほら、投げてみろ。」
ユウト:「はい!えいっ!」
カイト:「おっ、その感じ!夜の海がお前を待ってるぞ。」
ユウト:「めっちゃワクワクしてきた!カイト先輩、ありがとうございます!」
カイト:「いいってことよ。さあ、大物狙うぞ!」
こうして、カイトとユウトの真夜中の釣り対談は続きました。あなたも彼らと一緒にナイトショアジギングの世界に飛び込んでみませんか?きっと、新しい釣りの楽しさが見つかるはずです。